数学のケアレスミス、つまり計算ミスって、大したことがないミスに思われがちなのですが、その大したことがないミスで2点3点が積み重なり、10点20点ダウンしていれば、それは大したものではないとは言えないですし、この2点で合否が変わってくると大したことはないなんて軽々しく言えないですよね。
で、ケアレスミスってなんで起きるのか?
理由はいろいろあるのですが、
①完全には理解できていない(他の解法と混ざる)。
②字が汚い
③途中式を書かない
③集中力に欠けている
この4つが原因であることが多いです。
でも・・・
もっともっと大前提に、ケアレスミスを減らしたい!って思っているかどうかが重要なのです。
①~④の原因って、解説を見ると高確率で解けるんです。だから些細なミス…ってことで終わってしまう。
だからケアレスミスを本気で無くしたい!!と思うことが大事なんです。
その為にも
常に自分に完璧を求めるってことを意識しましょう。
何問かは間違えても良い。と自分を甘やかすと、いつまでたっても些細なミス止まりです。
人は防衛本能が元々装備されているので、ある程度楽な道があれば、そっちに行っちゃうんですよね。
(私もそうならないように注意しないと・・・といつも考えていますがw)
そうではなく、常に計算ミスは一問たりとも許さない!と普段から意識するのです。
そうすれば、途中式書かないで間違えたのなら、次からは途中式を書こう!と思えるはずなのです。
もし1問でも間違えたら、お小遣いが減らされる…大好きなスマホやゲームを没収される…ってなったらどうでしょうか?
恐らく間違えないための努力を今よりもするはずです。
この積み重ねなんです。
意識を変えるだけで②~④はすぐにでも変えられます。
①も②~④よりは時間がかかるかもしれませんが、変わってきます。
精神論や根性論を言うと今時はやらない…なんて言われそうですが、
本質的な思考はやはりいつの時代でも大事なように思います。
※もちろん効率良い勉強法なども大事ですけどね。
計算ミスでいつも数点失っている方…もしいらっしゃれば、今日から毎日の学習に完璧さを求めてみて下さい。
なんか疲れそう・・・そう思った人もいるかもしれません。
しかし勉強って良い点とるためには疲れるんです。
大丈夫です、本当に勉強しすぎて疲れていたら、周りがそっと手を差し伸べてくれるはずですから。