問題を解く速さを上げる

丁寧さも大事ですが 速さをもっと大事 ブログ

『問題を解く速さを上げる』よりしっかりと理解すること・じっくり考えることという意見もあるかもしれませんが、私は速さにこだわって頂きたいと思います。

理由は2点です。

①勉強量が増えるから
②テストは時間が決まっているから。


『①勉強量が増えるから』という言葉の通りです
問題を解く速度が速い生徒の方が問題数をこなす量が圧倒的に増えます。

Aさんは理解度60%で10P進みました。Bさんは理解度100%で1P進みました。
(二人とも同じ時間を1日に費やしたと仮定)

これだったらAさんの方が圧倒的に良いです。

1冊の問題集が仮に150P程だとしたら、Aさんの進め方なら1か月で2周でき、最初にやったページを思い出しながら勉強できますし、理解度を高められます。

これに対し、Bさんは5分の1しか進めません。それに1度しか同じページを解いていないので、最初にやって理解度100%だったページも忘れてしまいます。

一見理解度が低いAさんが結果として良い点数を取ります。
速く問題を解くということは勉強量を圧倒的に増やし、何度も同じ範囲を復習することが出来るのです。

②定期テスト・入試は限られた時間の中で答えを導き出す必要があります。

普段からゆっくり問題を解いて何とか正解を導きだしている子でも、限られた時間で問題を解かないといけないので、焦ったり、全部の問題に時間をさけなかったりします。

上記の①②の理由より、当塾では問題を早く解こう!と声掛けを行っていきます。

早く解き方を学ぶということも大事ですが、問題を早く解こうという意識はもっと大事です。

常日頃から速く解くことを心掛けるように皆さんも意識してみてくださいね。

ちなみに・・・もちろん理想は速く・正確にです。

でも『正確に』ばかり意識すると早くなりません。『速さ』を意識しつつ『正確に』を意識する、

これでちょうど良いです。

※速く解こうとしても、途中式はしっかり書きましょう!