4月に中学校に入学する皆様 中学生って大変みたいだし、中学に入ってから勉強を頑張ろう!って思っている人もいるのではないでしょうか。
しか~し、中学に入ってから頑張る!では遅いです!
小学校6年生の段階で、もう中学の予習を始めているお友達はたくさんいます!
ではなぜもう中学校の準備を始めるのでしょうか?
早めに中学準備をする理由
大きく分けて2つあります。
小学校と中学校の違いについていくのが大変だから
小学校と中学校は漢字で言えば一文字違うだけですが、学生生活はずいぶん違います。
ではそんな違いを見ていきましょう。
◆帰宅時間が遅くなる。
部活動があるため、1時間~2時間ほど帰宅時間が遅くなることは珍しくありません。
◆部活動で体力的、精神的にも疲れる。
体力的に疲れることはもちろんのこと、上下関係を学ぶ場でもあり、先輩に気を遣ったり敬語を覚えていくので、最初は特に精神的にも疲れます。
◆毎日の宿題はほとんど無くなり、テスト前にまとめて提出物という形で課題が出る。
小学校の間は、毎日少しずつ学校が宿題という形で勉強指示をくださいますが、中学になると自分で勉強計画立ててね。と突き放されます。
テスト1週間前に、テスト終了後に何十ページもある宿題を提出してね~と言われるので、普段からコツコツ行っていないとえらいことになります。
◆教科毎に先生が変わり質問が行いにくくなる。
小学校の時は担任の先生が全教科教えて下さることが普通ですが、中学校になると教科ごとに先生が変わります。先生も教室移動があるため、休憩時間の質問も難しくなり、授業中や放課後、昼休憩などに質問にいく必要があります。
◆学校の授業内で反復学習はほとんど無くなり、猛スピードで進む。
小学校の場合は授業内で反復学習を何度も行ってくださいますが、中学では復習は自分でしてね。そうしないと教科書終わらないから。
だからガンガン進みます。
◆テストの回数が減り、範囲が広くなる。
小学校は小テストが月に数回と頻繁にありましたが、多くの中学校は年に5回の定期テストが行われます。
回数が少なくなりますし、上記の通り進度は速くなるので、テスト範囲は小学校の時と比べられないほど広くなります。
◆テストの平均点が大幅に下がる。
小学校のテストは範囲が狭いことはもちろん、生徒の点数に差をつけてやろうという考えがないので、標準問題で構成されており、平均点は70~80点と高いことが多いです。
それに対し、中学生の場合、範囲が広いだけじゃなく、内申点に差を設けたいので、点数にばらつきが出るよう難易度の高い問題も出ます
その為、平均点は50~60程度(学校によっては30~40も有ったり)まで落ちます。
疲れていても自学自習する生徒が点数を取り、そうでない生徒は厳しい結果となる。急に自分を律する能力が求められるのです。
中1の内申点から入試に関わるから
体力的にも精神的にも大変な中、中1の内申点から公立入試に関わってきます。
そのため、高校の選択肢を広げたい場合、中1の最初からある程度点数を取れないといけません。
中学生になれば本格的に勉強する…ではもうスタートの段階で出遅れている可能性があります。
特に2021年は学習指導要領の変更により中学校の教科書も切り替わります。
小学校の英語教科化も前提とした教科書になっており、枚方市で使用する教科書も昨年とは比べ物にならないほど、難しくなっています。
こういった情報を早くから察知している人は、2020年から中学の予習を行う人も珍しくはありません。
如何でしたでしょうか?
塾に行くか、行かないかはともかく、既に中学準備を行っている人がたくさんいます。
そういった子と皆さんはこれから勝負するようになります。
まだ始めていない方は、少しでも早く中学準備を始めましょう!
あなたの高校選択肢を広げるためにも。