才能という言葉で片付けるのは失礼

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勉強にせよ、運動にせよ、好成績を収める人は誰よりも努力をしています。

しかし、周りの人はあの人は才能が違う・・・、頭のつくりが違う・・・と考えてしまう。

いやいや、ちょっと待って下さい。

成果を出している人の結果だけじゃなく、過程をしっかり見てください。

きっと誰よりも勉強や運動の時間をかけて頑張っています。

先日、学生時代ある運動で全国優勝した人に、その時の練習量を伺いました。

その人は1年中練習をしていたそうです。それこそ休みなんて年間で片手で収まるレベル。

すさまじい量ですよね。

週5で毎日1.5時間くらいしか練習していない人が勝てなくて、才能が違う…なんてこの人が聞いたら、いやいやその程度しか練習していないのに勝てると思わないでよ!って思いますよね。きっと。

勉強も同じです。

450点を取る生徒たちの勉強時間は決まって多いです。

逆に平均点以下の生徒の勉強時間は少なく、テスト前に勉強するくらいで留まることが多いです。

才能云々や指導者云々の話は、成果を出している人たちと同じ量やってから考えたらよいんです。

きっと450点以上取っている生徒や全国レベルの運動を頑張っている生徒と同じ迄、引き上げることができれば、今よりも成長するはずです。

量をやっていれば、このやり方は非効率かな?もっと良いやり方はないかな?と考える頻度もきっと増えるのでさらに伸びるはずです。

良い結果は努力あってのものです。

こういう勉強量の話をする塾はもしかすると少ないかもしれません。

何故なら入塾を敬遠されるリスクがあるから・・・

あそこの塾はめっちゃ勉強しなさいって言われるよ~って。

しかし当塾はあえて生徒・保護者に堂々と伝えています。

だってそうしないと成績上がらないですもん・・・

塾に行っているのに成績上がらないって言葉、塾の相談会でしょっちゅう聞きます。

これって結局わかりやすい授業を受けても、勉強量が増えていないから定着していないからなんです。

スポーツでも同じです。

一流の監督に週1~週2程度教えてもらって、練習を追加で週1~2(30分程度)しても、大阪府で上位に入ることはおそらく無理です。

成績向上の本質は結局のところ量×質。

質が上がっても量が増えないと結局大して成長しないんです。

だから今日も生徒たちに言います。

成績は楽して上がらないよ。上げたかったら量を増やそうね。

もちろん行うべきこと(質)も添えて。

※もちろん才能も関係あるかもしれませんが、才能と呼んでよい土俵迄立てている人は私も含めて多分少ないんですよね。。。

私もより頑張らないと?