予習授業について

予習授業は大事 ブログ

開校準備はちょっとずつ進んでおりますが、本日は開校準備のお話ではなく、

『アップ学習会 枚方市』が大事にしている予習授業について触れさせて頂こうと思います。

なぜ予習授業が良いのか?それをお伝えしていこうと思います。

学校の授業が楽しくなる

学校の授業で初めて聞いたときに、『カンタン、カンタン、わかる、わかる』と思うばかりなら予習は特に不要かもしれませんが、必ずしもこうはならないと思います。

『ん??どういうこと??わからないな~』と感じることは当然あるわけです。

その時に学校のように集団指導の場合、『先生、わかりません…』とはなかなか言えませんよね。

わからないままだとやっぱり楽しくなくなってしまいます。

また、わからないままだと習ったところが<難しい>とか<いやだな>とかマイナスな考えをもって終わってしまいます。

このようにマイナスな考えを持った後、復習するのってどうしても乗り気になれませんし、復習しても頑張る力は弱くなります。

しかし個別指導塾で予習をすると、こういったマイナスな考えを学習に対してつけてしまうことは格段に減っていきます

もちろん個別指導塾で予習をしても、わからない問題は当然出ます。

しかし生徒個々に対してわかるように指導させて頂き、解けるようにしていきますので
最後は解けた!この問題は解ける問題!とプラスの考えで持つことが出来ます

このプラスの考えをもって学校の授業を聞いていただくことで、より学校の授業を楽しく受けて頂くことが出来るのです。

テスト勉強時間を十分に確保するため

そのままですが、テスト勉強時間をしっかりと確保するためには予習は必須です。

学校では、定期テストの範囲がテスト直前の授業終了するという学校は珍しくありません。

よって予習をしていなかったら、テスト直前にならった内容はテストまでの2~3日間しか勉強する時間がないわけです。

これでは圧倒的に学習時間が足りません。

多くの生徒たちを指導してきましたが、2~3回程度の反復学習で定着までに至る生徒は本当に稀です。

そう考えるとテスト2~3週間前くらいにはゆとりをもってテスト範囲を終えて、そこから何度も反復学習ができる時間の確保が絶対に必要なのです。

テスト勉強以外の復習はいつするのか

普段の授業では予習授業を行いますが、復習ももちろん行わなければなりません。

ではいつするのか??『今でしょ!!』ではなく春休み・夏休み・冬休みといった『長期休暇』に行います。

特に次の学期で点数を取るための単元をチョイスして復習を行います。

例えば、

◆2年生の夏休み、数学の場合
2学期には一次関数が出てきますので、1学期に習う連立方程式や1年生で習った比例式を復習する。

こういった具合で必要な単元を復習していきます。

受験生は志望校に合わせて、優先単元がございますので、優先度が高い問題から復習を行います。

番外編

うちの子は前学年の基礎ができていないので、普段の授業から復習をしたほうが良いのでは?

時々頂くご質問です。お子様の状況と科目によって100%こうだ!とまでは断言しかねますが、多くのお子様・科目は予習をしたほうが良いといえます。

確かに基礎から行ったほうが良いのではないかという保護者様の考えは中長期的に成績を上げる方法としては正解です。

しかし大きなリスクが2点ございます。

①定期テストのように短期的に迫っているテストの成績を上げられない。
②子供たちのモチベーション維持が大変。

まず①ですが、前学年や前々学年の復習から行っていれば当然どれだけ解けるようになってもテスト範囲が違うわけですから点数は上がりません。

すると生徒たちは、これだけ頑張っているのに成績が上がらない・・・となると勉強はやっても無駄なのではないか・・・と考えてしまい、②につながってしまうのです。

だから過去の抜け漏れがあっても今のところを勉強したほうがテストの成績は上がりやすいのです。

確かに最初の内は、根本的な理解に欠ける可能性はあります。

しかし、

テストの点数が上がれば内申点が上がり、高校の視野も広がっていくことはもちろんのこと、やればできるんだ!という自信につながります。

自信がつけば勉強にも前向きになり、学習時間が増えます。

そうすると今までの抜けも塾の予習とは別途復習しようかなという考えにもつながっていきます。

結果、理解も深まっていきます。